皆さん、こんばんは。
第7回では
日本酒は4タイプに分けられる
という話をしました。
前回の第8回では
4タイプ別のオススメの温度帯
について話をしました。
そして今回は、日本酒のここを見れば
ある程度4タイプに分けられる
というポイントを話したいと思います。
少しずつ、話がややこしくなってきましたが
どうか、お付き合いください。
日本酒は
・薫酒
・爽酒
・醇酒
・熟酒
の4タイプに分けられるのを知った今
「じゃあ自分は薫酒が好みかもしれない
薫酒を選ぶにはどうしたらいい?」
と思うと思います。
そんな時に見るべきポイントは、
日本酒のラベル
がポイントなんです。
日本酒のラベルには様々な情報が書かれていて、
4タイプとの関係について見ていきたいと思います。
まず、4タイプは下図に分けられることを
思い出してください。
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画像をみてもらうと、
もう既に分けられているのですが、、、
一つずつ説明していきます。
まずは、薫酒に該当する日本酒
主に
「大吟醸酒」
「吟醸酒」
とラベルに記されたものが該当します。
ただし、薫酒特有のフルーティな香りを生み出す
「吟醸酵母」というものを使用した日本酒もあるので
「純米酒」や「無濾過生原酒」といった種類も
薫酒に該当する場合もあります。
次は爽酒に該当するのは
主に
「普通酒」
「本醸造酒」
「生酒 ( 生貯蔵酒 ) 」
と呼ばれるタイプで
これがラベルに書かれている場合は、
淡麗な味がすると考えてよいと思います。
3タイプ目の醇酒に該当するのは
主に
「純米酒」
特に、
「生酛」
「山廃」
と書かれているものが該当します。
他にも
「無濾過生原酒」
「原酒」といったものも
該当する場合があります。
最後は熟酒に該当するのは
主に
「古酒」
「長期熟成酒」
と記されたもので
5年以上 ( 特に10年以上 ) 熟成させたものが
典型的な熟酒になります。
説明は以上になります。
自分の試してみたいタイプと、
ラベルに書いてある表記を見比べながら
日本酒を選んでみると、
自分の好みの日本酒と出会えるかもしれません。
今回やたら出てきた
「吟醸酒」
とか
「純米酒」
って何だろうと思いましたよね。
ですので次回は、特定名称酒という
話をしていきます。
特定名称酒と4タイプを知ると、
ラベルを見ただけで、
ある程度味の方向性が判るので
自分の飲みたい味、好きな味、というのが
大分見えてくると思います。
では、今回はここまで!!
・まとめ
4タイプを大きく分けるには
日本酒についている
ラベルを見ること!
#そのための日本酒!!