第14回 日本酒の起源 八塩折之酒

 

 

皆さん、こんばんは。

 

 

今回は日本酒の起源について話したいと思います。

 

 

 

 

 

日本酒の起源というと諸説ありますが

 

「口噛みノ酒」と言われていたり、

 

「古事記」や「日本書紀」に出てくる、

 

「八塩折之酒 ( やしおりのさけ ) 」だったりと言われています。

 

 

 

 

 

この二つの単語にピンとくる方も、

 

大勢いるかもしれませんね

 

 

 

昨年2016年に大流行した映画

 

シン・ゴジラ

 

 

 

「君の名は。」の中に

 

 

 

登場した単語で、

 

 

 

この単語から日本酒に興味を持たれた方も

 

多いのではないのでしょうか。

 

 

 

 

 

今回は、その八塩折之酒について書きたいと思います。

 

 

 

 

 

これの由来は、

 

ヱヴァンゲリオンの第五使徒である

 

ラミエルを倒す際の「ヤシマ作戦」であったり

 

 

 

 

「古事記」 「日本書紀」の出雲神話

 

八岐大蛇伝説 ( やまたのおろちでんせつ )の

 

須佐之男命 ( すさのおのみこと ) が

 

八岐大蛇を退治するために造らせた日本酒

 

「八塩折之酒」からきていると言われています。

 

 

 

 

八塩折にはそれぞれに意味があり

 

 

「塩折」とは、

水の代わりに酒を使って仕込む日本酒の古式製法

 

 

「八」は、

たくさん

 

 

「塩」は、

熟成させた醪 ( もろみ ) を絞った汁

 

 

「折」は、

繰り返す

 

 

という意であり

 

 

 

 

 

「塩」、つまり熟成した醪を絞った汁を使って

 

日本酒を仕込んで

 

できた日本酒を絞り

 

その絞った日本酒に、また「塩」をいれて仕込む

 

というのを、何度もたくさん繰り返した

 

時間も高度な技術もかかる日本酒だと言われています。

 

 

 

 

しかしその、八塩折之酒を再現した蔵があるんです!

 

しかも出雲神話の舞台である島根県にある蔵元

 

國暉酒造さんが再現し、

 

しかも通販までしているみたいなので

 

これは是非、買うしか……

 

 

 

 

その八岐大蛇という大蛇を倒した酒から

 

ゴジラという大きな怪獣を倒すために

 

使用するとなったのではないかと思います。

 

 

 

 

こういった何気ない単語も

 

日本酒が由来かも?と思い

 

調べて紐解けると、とても面白いですね

 

 

 

 

 

今回は、ここまで!

 

 

次回は「君の名は。」と「口噛みノ酒」について

 

書きたいと思います。

 

 

 

 

#そのための日本酒!!

 

 

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